あらすじ wikipediaより転載
「7SEEDS」とは政府のあるプロジェクトの名前である。学者らが「近い将来、巨大天体が降り地球は様々な災害に見舞われ、恐竜が滅亡した時と同じような状態になるであろう」と予測した。
人類の滅亡も危ぶまれるこの事態に、各国首脳らが極秘会議を重ねた結果、このプロジェクトが誕生した。それは若く健康な人間を選んで冷凍保存し、地球が災厄に襲われている間眠らせ続け、やがて人が住める状態になったとコンピューターが判断したら解凍が行われて放出されるというものである。人類の種を災厄が過ぎ去った後の世界にも残そうという壮大な計画であった。
「7SEEDSプロジェクト」は国ごとに行われ、日本では7人ずつ5チーム「春・夏A・夏B・秋・冬」に分かれている。選ばれる基準は様々で、遺伝性の病気や早死にした者・犯罪者が身内にいないこと、本人の健康状態、生殖能力の有無、豊かで問題のない家庭に育った、容姿も麗しい、できればある分野に秀でている、などである。
それでも選びきれずに、最後の基準として、「名前に季語が含まれている」ことを加えた。
人類絶滅後の過酷な環境となった地球で人類最後の希望となった若者たちが恋、友情、時には戦いを通して成長していく姿を描いた超巨編の重厚なファンタジーとなっています。
最初はどんなもんかなと思ってちょっと手に取って読んでみたのですがストーリーにグイグイ引き込まれ気づけば休日丸1日かけて一気に読破しましてしまいました。
女性作家さんは人物の心理描写が上手だなと感じました。
少年漫画だと仲が悪くなると、マイナスなアクシデントが発生してそれを乗り越えている間にいつの間にか仲直り(根本的に解決してないんやで)ってところをちゃんと会話を通して解決し、なおかつそこにカタルシスが発生するというストーリーの進め方は女性作家さんの強いところであるなとしみじみ思いました。
目がキラキラしていて絵柄が苦手だという男性の方も是非読んでみて欲しいです。
新巻さんがイケメンすぎて惚れます。