式の前日(穂積)

式の前日

このマンガがすごい!2013のオンナ編第2位!

「式の前日(穂積)」あらすじ(※ネタバレあり)

男女がひとつ屋根の下で暮らす、日常風景から場面はスタート。
いつもと同じ日常の中で少し違うのは、女性が試着する服がウエディングドレスだったり、両親の仏壇に手を合わせていたり、居間に布団を並べて寝ようと言いだすあたり。

そう、両親亡きあと、一軒家に住む姉弟の姉の結婚式の前日にフォーカスしたストーリーだったのです!

普段の景色の中に少しだけ混じる、いつもとの違いから滲み出す、 “明日この人がいなくなる” という逃れようのない事実。
姉弟で肩を寄せあって助け合いながら過ごしてきた年月を思い返すと・・・といった感じでしょうか。

そら姉ちゃんにずっと守ってもらって、姉ちゃんも弟がいるからいろいろあっても踏ん張ってきたのに、その支えが明日から身近なところから居なくなるのは、幸せになってほしい反面ある意味恐怖なんだろうなーというのがセリフや姉弟の表情から伝わってくるわけです。。。
両親を早くに亡くしている分、お互いへの愛着というか思い入れは相当でしょう(想像ですが)。

翌朝タクシーで姉を式場に送り出した弟のセリフがまた( ・∀・)イイ!!!!

「さあて、歩きますか バージンロード」

くっっっそカッケエーーーーーーーーーーーー!

弟だけど父の代わりでもあるって自負しているからこそのセリフですよ!
弟にも幸せになってほしいね・・・・(姉ちゃんの結婚と幸せ以上にw)

末尾に後日譚が載ってるのですが、姉ちゃんが出産するまでの小話でした。ヤッパリネ!
姉ちゃんは想像通り結婚後幸せを掴んだってことで、次はぜひ弟の結婚というか幸せについて描いてほしいところですね!

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