佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和氏といえば、天才デザイナーというイメージがありますが、
この本を読むと、もうガチガチのビジネスマンであるということがよくわかります。

世に響く広告を作るために、
まずはクライアントの課題ややりたいことを整理する手順について、
いろいろなコツや工夫が書かれていますが、
響いたのは「他人事を自分事にできるとリアリティが生まれる」という観点。

言葉を変えると、当事者意識を持つことで、
様々な視点が生まれることがよくわかります。

理路整然としていて納得感のある内容でした。
仕事だけを切り分けるのではなく、普段自分の身の周りにあるもの(ex.通勤カバン)から整理していこうという肌感覚溢れる提案です。
クライアントの本質的な課題を見抜くまでの思考プロセスは勉強になります。

クリエイティブデザイナーの佐藤可士和さんが「整理」に関して書いた本です。

面白かったのは、「整理」を空間・情報・思考という3つのレイヤ-で捉えるという考え方で、
普段意識することはなかったですが、なるほどと思う主張がされてます。
また視点導入が整理の肝という考え方にも個人的に共感できました。

佐藤さんが整理を通じて日々の仕事でどうやってバリューを出してきたかという事例も豊富なので、イメージもしやすいです。
「整理」が苦手な方にはオススメの一冊です。